阪大理系2014:第4問


半径 \(1\) の \(2\) つの球 \(S _ 1\) と \(S _ 2\) が \(1\) 点で接している. 互いに重なる部分のない等しい半径を持つ \(n\) 個( \(n \geqq 3\) )の球 \(T _ 1 , T _ 2 , \cdots , T _ n\) があり, 次の条件 (ア) (イ) を満たす.

  1. (ア) \(T _ {i}\) は \(S _ 1 , S _ 2\) にそれぞれ \(1\) 点で接している( \(i = 1 , 2 , \cdots , n\) ).

  2. (イ) \(T _ i\) は \(T _ {i+1}\) に \(1\) 点で接しており( \(i = 1 , 2 , \cdots , n-1\) ), そして \(T _ n\) は \(T _ 1\) に \(1\) 点で接している.

このとき, 以下の問いに答えよ.

  1. (1) \(T _ 1 , T _ 2 , \cdots , T _ n\) の共通の半径 \(r _ n\) を求めよ.

  2. (2) \(S _ 1\) と \(S _ 2\) の中心を結ぶ直線のまわりに \(T _ 1\) を回転してできる回転体の体積を \(V _ n\) とし, \(T _ 1 , T _ 2 , \cdots , T _ n\) の体積の和を \(W _ n\) とするとき, 極限 \[ \displaystyle\lim _ {n \rightarrow \infty} \dfrac{W _ n}{V _ n} \ . \] を求めよ.


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阪大理系2014:第5問


さいころを繰り返し投げ, \(n\) 回目に出た目を \(X _ n\) とする. \(n\) 回目までに出た目の積 \(X _ 1 X _ 2 \cdots X _ n\) を \(T _ n\) で表す. \(T _ n\) を \(5\) で割った余りが \(1\) である確率を \(p _ n\) とし, 余りが \(2, 3, 4\) のいずれかである確率を \(q _ n\) とする.

  1. (1) \(p _ n +q _ n\) を求めよ.

  2. (2) \(p _ {n+1}\) を \(p _ n\) と \(n\) を用いて表せ.

  3. (3) \(r _ n = \left( \dfrac{6}{5} \right)^n p _ n\) とおいて \(r _ n\) を求めることにより, \(p _ n\) を \(n\) の式で表せ.


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京大理系2014:第1問


座標空間における次の $3$ つの直線 $l , m , n$ を考える:

  • $l$ は点A $( 1 , 0 , -2 )$ を通り, ベクトル $\overrightarrow{u} = ( 2 , 1 , -1 )$ に平行な直線である.
  • $m$ は点B $( 1 , 2 , -3 )$ を通り, ベクトル $\overrightarrow{v} = ( 1 , -1 , 1 )$ に平行な直線である.
  • $n$ は点C $( 1 , -1 , 0 )$ を通り, ベクトル $\overrightarrow{w} = ( 1 , 2 , 1 )$ に平行な直線である.

P を $l$ 上の点として, P から $m , n$ へ下ろした垂線の足をそれぞれ Q , R とする. このとき, $\text{PQ}^2 +\text{PR}^2$ を最小にするような P と, そのときの $\text{PQ}^2 +\text{PR}^2$ を求めよ.


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京大理系2014:第2問


$2$ つの粒子が時刻 $0$ において △ABC の頂点 A に位置している. これらの粒子は独立に運動し, それぞれ $1$ 秒ごとに隣の頂点に等確率で移動していくとする. たとえば, ある時刻で点 C にいる粒子は, その $1$ 秒後には点 A または点 B にそれぞれ $\dfrac{1}{2}$ の確率で移動する. この $2$ つの粒子が, 時刻 $0$ の $n$ 秒後に同じ点にいる確率 $p(n)$ を求めよ.


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