京大理系乙2007:第5問


\(A\) を \(2\) 次の正方行列とする. 列ベクトル \(\overrightarrow{x _ 0}\) に対し, 列ベクトル \(\overrightarrow{x _ 1} , \overrightarrow{x _ 2} , \cdots\) を \[ \overrightarrow{x _ {n+1}} = A \overrightarrow{x _ n} \quad ( n = 0, 1, 2, \cdots ) \] によって定める. ある零ベクトルではない \(\overrightarrow{x _ 0}\) について, \(3\) 以上の自然数 \(m\) で初めて \(\overrightarrow{x _ m}\) が \(\overrightarrow{x _ 0}\) と一致するとき, 行列 \(A^m\) は単位行列であることを示せ.


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京大理系乙2007:第6問


すべての実数で定義され何回でも微分できる関数 \(f(x)\) が \(f(0)=0\) , \(f'(0)=1\) を満たし, さらに任意の実数 \(a , b\) に対して \(1+ f(a) f(b) \neq 0\) であって \[ f( a+b ) = \dfrac{f(a) + f(b)}{1+ f(a) f(b)} \] を満たしている.

  1. (1) 任意の実数 \(a\) に対して, \(-1 \lt f(a) \lt 1\) であることを証明せよ.

  2. (2) \(y = f(x)\) のグラフは \(x \gt 0\) で上に凸であることを証明せよ.


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